第37回日本顎咬合学会学術大会・総会にて咬合部門で最優秀賞

第37回日本顎咬合学会学術大会

令和元年6月22・23日に開催された第37回日本顎咬合学会で、佐藤 孝仁が『顎口腔系に調和した可撤性義歯の臨床』という題で発表させていただき、咬合部門で最優秀賞(カボデンタル賞)を受賞いたしました。

第37回日本顎咬合学会学術大会

顎口腔系に調和した可撤性義歯って何?と思われるかもしれません。

可撤性義歯というのは総入れ歯や部分入れ歯のように、患者様ご自身で取り外せる入れ歯のことを専門用語でいうと可撤性義歯と言います。

なので簡単に言い直すとすると、『見た目や食べたり呼吸したり日々の生活に違和感の少ない入れ歯治療の臨床』という題で発表させていただきました。

見た目や食べたり呼吸をしたり日々の生活に違和感の少ない入れ歯って?と疑問を持たれるのではないでしょうか。

精密な入れ歯治療を行う上でとても大切なことがございます。

それはバランスを良くするということです。

・しっかりと噛むためには咬み合わせもバランスが大切です。

・見た目を良くするためには顔とのバランスが大切です。

・呼吸をするにはお口の中の容積を入れ歯が邪魔しないような
バランスが大切です。

ただ単に見た目がいい入れ歯、一般的な入れ歯のように金具がない入れ歯というわけではなく、当医院ではこのように様々なバランスを大切にしながら精密な入れ歯治療しております。

今回は咬合の部門で賞をいただいたので、咬み合わせ治療にとっても重要な器械の副賞もいただきました。

第37回日本顎咬合学会学術大会

それは咬み合わせのバランスを治療するためには必須な器械で、咬み合わせをみる器械(咬合器)です。

第37回日本顎咬合学会学術大会(このように使用します)

患者様に最善な治療を提供したいという想いが、大きな学会にてこのように認めていただき嬉しく思うと同時に身が引き締まる思いです。

これからも最善の歯科治療を目指して研鑽を積んでいければと思います。