『感染症予防』と聞いて、今まではあまり気にならなかったことが、コロナウイルスの流行をきっかけにかなり生活の中でも意識するようになられた方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、当医院で行っている院内感染症予防対策についてお話させていただきます。
まずは入り口・待合室です。
当医院では入る際の“スリッパ”はございません。
不特定多数の方が使用するスリッパは不潔になりやすいのです。
そのため、当医院で『お靴のまま』入ることができます。
また、入り口には最近ではどこのお店でも見られるようになったアルコール消毒を置かせていただきますので、来院の際は手指の消毒をお願いしております。
治療室も全て個室となっており、プライバシーの確保はもとより、患者様同士の感染症予防をも考慮しております。余談ですが、診療室は全体的に木でできており、木の温もりを感じながらリラックスして治療が受けられる環境となっております。
また、治療台にお座りいただいた際にお掛けする膝掛けも患者様ごとに洗濯をし、常に綺麗な状態にてご使用いただけますのでご安心ください。
《実際に治療にご使用する機材について》
1.基本セット等
基本セット等
滅菌器
当院では手袋やコップ、エプロンまで可能な限り使い捨てを徹底しております。使用するミラーやピンセットなどは、滅菌パックに入れて患者様の前で開封致します。また、高圧蒸気滅菌器などの各種滅菌器にて滅菌処理を行っておりますので、ご年配の方から小さなお子様までご安心して治療を受けて頂けます。
2.治療椅子
当医院が使用しているドイツ製のKAVOトリートメントユニット(治療椅子)には、ハンドピース(削る器械)の水、うがいする水には低濃度の過酸化水素水が使用されており、常に給水チューブ内を清潔に保つ水消毒の機能があります。ホースなどの中も消毒し、感染予防しております。
いつも綺麗な水を使った治療ができるように作られた、感染症予防を考慮した治療椅子です。
3.削る器械
歯科医院で日常的に行われている治療は、感染症予防を考慮し慎重に行われるべきです。通常、歯を削る器械(ハンドピース)等は、手洗い→削る器械の外側の滅菌・消毒という過程で行われております。
ただ、日本で問題なのは患者様ごとにこのような過程を取らず、ただアルコール消毒するだけで他の患者様に使用をしてしまうという医院が6割もいるのが現状です。
読売新聞抜粋
当医院では、患者様ごとに交換、手洗い→削る器械の内部の洗浄→滅菌・消毒と通常よりも1つ多くの工程をし、綺麗にしております。
削る機械の内部の洗浄器
この削る機械の内部の洗浄を行うということは非常に重要です。
削ったりした際の出血は機械の内部に引き込まれることがございます。そのため内部の洗浄をきちんと行わないで、再度使用いたしますと、いくら外側を滅菌したところで、次に使う患者様に影響が出てきてしまいます。
当医院ではそのような細かいところの感染予防も考慮させていただいております。
4.義歯などを削る器械
義歯などを削る際にも、ドイツ製の専用の器械がございまして、削った粉などが空気に舞わないようにバキュームがついた削る機械を使用して、空気の感染予防もしております。
5.院内全体(空気)
空気感染予防のためのオゾン空気清浄器で、院内の空気の管理もさせていただいております。この空気清浄器はオゾンの力で院内全体の除菌・脱臭・集塵し、綺麗な空気を出して院内の快適な空間を保ちます。
私たちの医院でこのように感染予防対策をしっかりしているのは、患者様により安全な治療を提供をと考えているからです。
“治療も設備も患者様に見えないところまでもしっかりする、最高のものを提供する”
これは佐藤歯科矯正歯科医院の医療倫理哲学でもあります。
最高の医療の提供をするためには、まずは安心して治療を受けていただけるための環境の整備はとても重要ですので、コロナウイルス流行い前から感染予防対策もしっかりと今までさせていたいておりました。
感染症予防対策をしっかりとし、歯でずっと悩んでいるがどこに行ってもなかなか治らない、どうしたらいいかわからないと歯のことで困られる方の一人でも多くのお役に立ちたいと私たちは考えております。
歯のことでお悩みなら、ご相談は無料となっておりますので、お電話(0223-33-0355)にてご連絡ください。