あなたに「ピッタリ合う入れ歯」を製作します
ぴったり合う入れ歯を製作するためには「噛み合わせ」をしっかり調整する必要があります。これを行うため、当院では様々な検査や診断を行い入れ歯を設計していきますが、その中でも重要な2つをご紹介します。
✅ドイツ社製のKAVO咬合器での診査診断
✅噛み合わせを整える仮義歯の製作
✅KAVO咬合器上での義歯の製作
それぞれご紹介します。
「咬合器」の利用
咬み合わせを考慮した治療には、咬み合わせを診断する器械(咬合器)が必須になります。当院では、医療先進国ドイツで開発されたKaVo咬合器を採用しています。
咬合器は患者さんのお口の状態を器械に移行できるシステムです。移行した噛み合わせを、様々な角度から診断し、問題点の把握や改善点を、入れ歯を製作する前に考えていきます。
咬合器を利用しない医院は多くありますが、それでは決して患者さんに合う入れ歯はできあがりません。羅針盤を持たずに航海することと同じで、「直感や感覚」で入れ歯を製作することと同義になります。
CASE 入れ歯の金具がない入れ歯にしたい、入れ歯が合わないので噛めない
上記を例に、具体的にどのようにして当院が入れ歯を製作しているのか具体的にご説明します。
Step.1診査診断でお口の状態を正確に確認
治療前のお口の状態
治療前のお口の型を咬合器にセット
噛み合わせをみる機器KAVO咬合器を用いて、噛み合わせ診断をした結果、噛み合わせがずれた位置での入れ歯治療がなされていたことが判明しました。リラックスした顎のポジションで噛むと、前歯しか噛んでないことが咬合器をみると確認できます。これではよく噛めないのも理解できます。また、来院時は下の前歯も上の前歯に覆いかぶさってしまっています。
Step.2仮義歯で噛み合わせを整える
咬合器を用いて、噛み合わせを整える仮義歯と仮歯を製作しました。リラックスした顎の位置で仮義歯と仮歯を製作したことで、噛み合わせが良くなっただけでなく、クラスプと言う通常の入れ歯特有の金具がなくなり、下の前歯までもがしっかり見えるようになりました。
Step.3KAVO咬合器上での義歯の製作
最終的なドイツ式入れ歯も右下のかぶせ物もKAVO咬合器を用いて、噛み合わせを考慮し製作を行いました。
ミクロン単位で咬合調整できる「ドイツ式入れ歯」
これまで噛み合わせのお話をしてきましたが、当院では更にミクロン単位での噛み合わせ調整を可能にする「ドイツ式入れ歯」を採用しています。一般的な入れ歯の何倍も製作が難しいのですが、通常の入れ歯と比べ物にならないくらいの噛み合わせの微調整が可能になります。
詳細は超精密ドイツ式入れ歯「テレスコープ義歯」をご覧ください。
コラム「入れ歯安定剤」に頼る生活はもうやめましょう
食事や会話で入れ歯が外れやすい/ズレやすいという理由で、入れ歯安定剤(接着剤)を使用している方は多いと思います。しかし、安定した入れ歯にすることができれば安定剤(接着剤)を使わなくてすむようになります。一般的なバネのかかった入れ歯ですと、どうしても入れ歯は安定しませんし、総入れ歯の方だと入れ歯と歯茎の間に空気が入り、外れたりずれたりしてしまいます。
当医院の医療先進国ドイツのテレスコープシステムによる入れ歯はとても安定がよく、噛んだ時にずれたり浮いたりということはほぼありません。そのため、入れ歯安定剤(接着剤)を使用いたしません。もし、長くお使いいただいている中で、歯茎が痩せてしまい入れ歯と合わなくなってしまった場合でも、入れ歯安定剤(接着剤)を使わなくてもお使いいただけるように修理させていただきますのでご安心ください。